こんにちはフロントエンドエンジニアのまさにょんです!
今回は、MacでVPN接続する方法と、VPN接続してもグローバルIPが変わらない問題を解決する方法についてまとめて解説していきます。
目次
MacでVPN接続する方法と、VPN接続してもグローバルIPが変わらない問題を解決する方法
VPNとは?
VPNとは、認証が必須な (プライベート) 仮想的なネットワーク回線のことです。
つまり、公共Wi-Fi (Free-Wi-Fi)とは違い、認証が必須なプラベートネットワークになります。
「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれます。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、
第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。
また、通信時には正規の利用者であることを確認するために認証を行う、
万一トンネルに侵入された場合に備えて通信内容は暗号化して送信する、
などの技術を併せて採用することで、さらに通信の安全性を高めています。
これらの技術により、拠点間をいわば仮想の専用線で結び、安全に情報をやり取りすることができるわけです。
引用元: VPN接続とは?VPNの基本とメリット・デメリットを紹介
ここでは、詳しく説明はしませんが、VPNにも種類があります。
引用元: VPN接続とは?VPNの基本とメリット・デメリットを紹介
VPNのメリット
VPNには、いくつものメリットがあります。
まとめると次のとおり。
- デジタルセキュリティの確保
- VPNは、中間者攻撃、パケットスニッフィング、危険なWi-Fiネットワークなどのサイバー脅威から保護します。
- 公共Wi-Fi上でも、通信を保護することができます。
- オンラインプライバシーの確保
- IPアドレスを変更したり、仮想ロケーションを隠したり、接続の暗号化により、オンラインでの匿名性を高めることができます。
- インターネットプロバイダーによる追跡を阻止します。
- 自由なインターネット活動
- VPNを利用することで、ネット上の検閲や規制を回避し、自由でオープンなインターネットを楽しむことができます。
- 安全なデータ共有をすることができる。
- VPNは接続を暗号化するので、ネット上でやり取りするデータを盗み見られることはありません。
基本的には、仕事でもプライベートでも使わない手はありません。
MacでVPN接続するための設定を追加する
MacでVPN接続するための設定を追加するには、次のようにシステム設定のネットワークから VPN構成を追加を選択します。
ここに VPNの設定情報を追加していきます。
MacでVPN接続してもグローバルIPが変わらない問題を解決する方法
MacでVPN接続してもグローバルIPが変わらない問題は、よく発生する問題です。
解決策はシンプルで、接続するNetwork・サービスの優先順位・順序の設定を変えるだけです。
次のようにシステム設定のネットワークから「サービスの順序を設定」を選択します。
次に、画像のように、ドラッグして優先順位をつけていきます。
今回は、VPN を先頭に、次にWi-Fi という順序に修正しました。
これで、VPNに接続している際は、VPNの グローバルIPアドレスが使用されることになります。
ちなみに、グローバルIPアドレスを確認するには、次の記事にあるように CMAN にアクセスするのが簡単です。