こんにちはフロントエンドエンジニアのまさにょんです!
今回は、Linuxコマンドの1つであるechoコマンドの使い方について解説していきます。
コンソール画面に標準出力するだけでなく、コマンドの実行結果の表示や文字列をファイルに出力・追記する方法など実務で使えるテクニックを紹介します。
目次
echoコマンドとは?
echoコマンドは、Linuxコマンドの1つで標準出力をするためのコマンドです。
今回紹介する、echoコマンドの使い方は、次の4つになります。
- コンソール画面に文字列の表示(コンソールに標準出力)
- コマンドの実行結果の表示
- 文字列をファイルに出力(ファイルに標準出力 Ver. すべて上書き)
- 文字列をファイルに追記(ファイルに標準出力 Ver. 一部に追記)
それぞれ解説していきます。
コンソール画面に文字列の表示(コンソールに標準出力)
指定の文字列を表示(コンソールに標準出力)します。
# コンソール画面に文字列の表示(コンソールに標準出力)
echo 'Robotama'
### 実行結果 ###
Robotama
コマンドの実行結果の表示
「 echo $? 」で直前のコマンドの実行結果を表示することができます。
実行結果 | 内容 |
---|---|
0 | True(コマンドの実行が成功) |
1 | False(コマンドの実行が失敗) |
127 | コマンドが見つからない |
# コマンドの実行結果の表示 => 直前のコマンドの実行結果が判定できる
echo $?
文字列をファイルに出力(ファイルに標準出力 Ver. 上書き)
指定した文字列をファイルに標準出力するには、「 echo ‘文字列’ > FileName 」とします。
また「 > 」でファイルに標準出力をする場合は、ファイルの中身が上書きされてしまうので、実行には注意が必要です。
ちなみに、ファイルへの標準出力では、指定ファイルが存在しなかったらファイルが新規作成されます。
# 文字列をファイルに出力
echo 'Robotama' > Robotama.txt
# catの実行結果
cat Robotama.txt
Robotama
# 同じファイルに文字列を標準出力する
echo 'Gunmar' > Robotama.txt
# catの実行結果 => ファイルの中身が上書きされた!
cat Robotama.txt
Gunmar
文字列をファイルに追記(ファイルに標準出力 Ver. 一部に追記)
指定した文字列をファイルに標準出力するには、「 echo ‘文字列’ >> FileName 」とします。
先ほど紹介した「 > 」との違いは「 >> 」だとファイルの中身がすべて上書きするのではなく、最後に追記される点です。
ちなみに、こちらのファイルへの標準出力でも、指定ファイルが存在しなかったらファイルが新規作成されます。
# catで「Gunma.txt」の中身を確認する
cat Gunma.txt
# catの実行結果
Gunmar
# 文字列を「Gunma.txt」に追記する
echo PuruPuruRobotama >> Gunma.txt
# catで「Gunma.txt」の中身を確認する
cat Gunma.txt
# catの実行結果 => 最後に指定した文字列が追記された!
Gunmar
PuruPuruRobotama
おまけ: 「 ; 」区切りで、インラインで(1行で)実行する
Linuxコマンドは「 ; 」区切りで、インラインで(1行で)実行できます。
例えば、echo を3連続で実行するには、次のように記述します。
# Linuxコマンドは「 ; 」区切りで、インラインで(1行で)実行できる!
echo Robotama; echo PuruPuru; echo Kawaii
### 実行結果 ###
Robotama
PuruPuru
Kawaii
# 「 ; 」で区切らないと、コマンドかどうかの区別ができない。
echo Robotama echo PruPru
### 実行結果 ###
Robotama echo PruPru
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