こんにちはフロントエンドエンジニアのまさにょんです!
今回は、Dockerコンテナの中に入って標準出力を実行する方法・確認する方法について解説します。
目次
Dockerコンテナの中に入って標準出力を実行する方法・確認する方法
Dockerコンテナの中に入って標準出力を実行する方法と、Dockerコンテナの中に入って標準出力を確認する方法について、それぞれ分けて解説していきます。
Dockerコンテナの中に入って標準出力を実行する方法
docker container exec
コマンドを使用することで、実行中のDocker Container内でコマンドを実行することができます。
次のコマンドで、flask_api
という名前のContainerを指定して、bash Shell を起動しています。
ここは、コンテナ名 or コンテナIDを指定します。
docker container exec -it flask_api /bin/bash
ちなみに、-it
は、コマンドを対話的に実行するためのオプションです。
i
は標準入力を有効にし、t
はttyを使用してターミナルセッションを接続することを意味します。
先述のコマンドで、Docker Container のなかに入れているはずなので、次のようにコマンドを実行することができます。
root@a405b5fe9634:/usr/src/app# ls -al
total 28
drwxr-xr-x 10 root root 320 Apr 23 23:59 .
drwxr-xr-x 1 root root 4096 Apr 18 10:59 ..
-rw-r--r-- 1 root root 123 Apr 23 23:41 .env
drwxr-xr-x 6 root root 192 May 6 01:49 __pycache__
-rw-r--r-- 1 root root 2179 May 6 01:49 app.py
-rw-r--r-- 1 root root 1314 Apr 23 23:54 logoutput.py
drwxr-xr-x 6 root root 192 May 5 13:07 logs
-rw-r--r-- 1 root root 37 Apr 22 09:29 requirements.txt
-rw-r--r-- 1 root root 633 Apr 22 09:46 settings.py
drwxr-xr-x 3 root root 96 Apr 22 08:59 templates
Dockerコンテナの中に入って標準出力を確認する方法
Docker Container の標準出力を確認するには、docker container logs
コマンドを使用します。
先述のflask_api
という名前のContainerのログを見るには、次のコマンドを実行します。
docker container logs flask_api
上記コマンドにより、Docker Container が出力したすべての標準出力が表示されます。
また、-f
オプションを使用して、指定したDocker Containerの標準出力をリアルタイムで確認することができます。
docker container logs -f flask_api
上記のコマンドだと、ターミナルの画面は占有されるので、Ctrl+C
を押すことで、リアルタイム表示Modeを停止できます。