ちゃんと問題解決するために5W1Hの疑問形で考えて行動する

5W1H

どうもフロントエンドエンジニアのまさにょんです!

今回は、ちゃんと問題解決するために5W1Hの疑問形で考えて行動することについて考えていきます。

問題解決につながる思考(いい思考)とは何だろう?

現実をよりよくするための問題解決には、問題解決につながる行動といい思考が必須です。

それでは、問題解決につながる思考(いい思考)とは何でしょう?

問題解決につながる思考(いい思考)は、その問題を解決するために深く考えることです。

そして、思考を深めるためには、疑問を持つ必要があります。

例えば、

  1. 「何が問題なのか?」(What思考: 意味・構造を定義する)
  2. 「この問題は、なぜ起きたのだろう?」(Why思考: 原因を分析する)
  3. 「この問題は、どうすれば解決できるだろう?」(How思考: 解決策を探す)

などと考えて、何が問題なのかを定義したり、問題解決のために原因を分析したり、問題解決の方法を探ることは、いい思考です。

こういった思考のStepを踏まえて、問題の構造が明確になって、問題解決のために何が必要なのか見えてきます。

ちゃんと問題解決するために5W1Hの疑問形で考えて行動する

いい思考をするためには、疑問を持つ必要があることがわかりました。

それでは、どのような疑問を持つのがいいのでしょうか?

疑問を持つための参考になるのは、5W1Hです。

5W1Hとは、「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:を」「Why:なぜ」「How:どのように」といった英単語の頭文字を取ったものです。

5W1Hは、何かを伝えるためのキーワードとしてよく使われますが、これは思考をちゃんと整理して考えるための観点として使えます。

ここからは、1つ1つどのような疑問系の思考なのか、特徴を整理していきます。

What思考:「何だろう?」は意味・定義を考える疑問形

まずは「What」(何を?)からです。

「What思考」(何を?)は、対象(Target)の意味・定義に関する疑問思考です。

例えば「最近聞く、プログラミング言語ってどんなものだろう?」と思って調べるのは、意味・定義に疑問を持ったので調べるわけです。

つまり、何かの事象の意味や定義の具体的な説明を求めるのが、What思考です。

What思考は、事象の意味や定義を明確にするための思考です。

問題解決で考えれば「そもそも何が問題なのか?」と考えて、解決すべき問題の意味・定義を明確にするための疑問思考です。

Why思考:「なぜ?」は、原因を分析する疑問形

「Why思考」(なぜ?)は、理由や原因を探す・分析する疑問思考です。

例えば「なぜプログラミング言語の学習が最近人気なのか?」と思って調べるのは、理由を知るために調べるわけです。

つまり、何かの事象の裏側にある原因・条件を明確にするための思考が、Why思考です。

問題解決で考えれば「この問題は、なぜ起きたのだろう?」と考えて、解決すべき問題の裏側にある原因・条件を明確にするための疑問思考です。

How思考: 「どうすれば?」は、問題解決の方法を探る疑問形

「How思考」(どすれば?)は、問題解決の方法を探る疑問思考です。

例えば「どうすればプログラミング言語を習得できるのか?」と思って調べるのは、理由を知るために調べるわけです。

つまり、問題に対する具体的な解決アプローチを探すのが、How思考です。

問題解決で考えれば「この問題は、どうすれば解決できるだろう?」と考えて、問題解決の方法を探っていくための疑問思考です。

Who思考: 「それは誰の問題 (Who)なのか?」は問題の所有者を探る疑問形

「それは誰の問題なのか?」と考えることも問題解決のための思考として重要です。

究極に言うと、問題は次の3つに分類できるはずです。

  1. 自分の問題 : たいていはコントロールできる。
  2. 他人の問題 : 他人の問題なので、たいていはコントロールできない。
  3. 世界の問題(構造・仕組みの問題) : 構造・仕組みの問題なので、たいていはコントロールできない。

「それはコントロールできることなのか?」

Whoの疑問で重要なのは「それはコントロールできることなのか?」という疑問です。

コントロールできることなら、問題解決に取り組む価値がありますが、

コントロールできないことに時間を割いても、ただの時間の無駄です。

自分のコントロールできることに力を注ぎましょう。

When思考:「いつなのか?」は時間軸を考える疑問形

「それはどの時間軸の問題なのか?」と考えることも問題解決のための思考として重要です。

あたりまえですが、時間軸は、次の3つです。

  1. 過去: 過ぎ去った時間軸
  2. 現在: 今・現在の時間軸
  3. 未来: これから来る時間軸

そして、この中で重要度・優先度は、「 現在 > 未来 > 過去 」だと考えています。

過ぎたことはどうでもいいと切り捨てる

過ぎたことをいつまでもクヨクヨ悩んでしまうのは、誰しもあると思いますが、その問題は過ぎたことなので、どうでもいいと切り捨ててOKです。

大事なのは、同じ失敗を繰り返さないためのWhy思考とHow思考(失敗の分析&解決の方法を模索)による対策を作っておくことです。

未来に向けて計画的に準備をする

問題の時間軸が、未来ならば、より優先度の高い現在の問題に集中しましょう。

未来の問題に関しては、今から計画的に準備をして対策を講じればOKです。

まとめ

  1. 現実をよりよくするための問題解決には、問題解決につながる行動といい思考が必須。
  2. 思考を深めるためには、疑問を持つ必要がある。
  3. ちゃんと問題解決するために5W1Hの疑問形で考えて行動する。
    • What思考:「何だろう?」は意味・定義を考える疑問形
    • Why思考:「なぜ?」は、原因を分析する疑問形
    • How思考: 「どうすれば?」は、問題解決の方法を探る疑問形
    • Who思考: 「それは誰の問題 (Who)なのか?」は問題の所有者を探る疑問形
    • When思考:「いつなのか?」は時間軸を考える疑問形

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